デフレ時の心構え

ユニクロが10円で靴下を販売し、朝の6時からの開店にも関わらず、深夜から並んだ人もいるという。
不景気も相まって、とにかく安い節約キャンペーンに人が集まるようだ。
しかしユニクロのようなSPAをビジネスモデルにしている企業が儲かっても、国民生活が豊かになる気がしないのは何故だろう。
せいぜい限られた企業経営者の利益と店舗販売のバイト雇用、そして株主ぐらいしか日本経済にポジティブ要素はなく、中国の生産工場が忙しくなるだけだろう。
今これだけ国内の失業者が増加し、給与が上がらない中で、変な循環が続く。
安い中国産の製品を買えば買うほどデフレは加速し、デフレスパイラルに陥るのではないだろうか。
企業は中国を向いても、消費者は生産地を気にするべきかもしれない。

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

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