鳩山・小沢辞任
鳩山首相、小沢民主党幹事長が辞任した。
自民党から明日にも内閣不信任案を出す動きがあり、
民主党は否決を余儀なくさせられ、死に体の鳩山首相を辞めさせる
選択肢を失うことが直接の原因だ。(政治評論家・三宅久之氏)
次期首相が誰になるかに注目が集まるが、
日本の本質的な危機を乗り越えることを民主党には期待できない。
であれば、せめて経済ぐらいでも回復させてほしいと思う。
大和住銀投資顧問の門司総一郎チーフストラテジストによれば、
前原、野田、岡田、仙石(たまたま全て反小沢になる)
であれば、政策は市場経済重視となるため、日経平均は500円高も期待できるとのこと。
菅や小沢の影響下にある人物であれば、経済政策はこれまでの継続と見られ、
あまり相場には影響しないとのことだった。
株価だけが経済でないのはもちろんだが、
繰り返しになるが、その程度の期待ぐらいしか民主党にはしていない。
そんな中、民主党・小沢グループが新人議員60名を含めて会合を開いた。
次期首相に推す候補の条件について、「参院選に勝てる」ことを上げた。
その中身とは、
1)消費税を上げない候補
(→すなわち、社会保障を考えないということ)
2)社民党と親和性のある候補
(→すなわち、安全保障を考えないということ)
であるようだ。
この日本の危機において、まさに反国家的な政策であり、呆れ返る。
国家的な課題をこの政党に任せるのは、引き続き危なっかしい。
畠中光成
0コメント