統一地方選挙
統一地方選挙が来年4月に行われることからだろうが、
自宅のポストには、週替わりでいろんな候補者のチラシが放り込まれる。
現職ではないが同業の類として、率直に考えを述べたい。
住んでいる自治体にもよるのだろうが、市議会議員で1000万円前後の歳費と手当が支給される。
民間企業の理屈に照らし合わせて、1000万円のパフォーマンス(×表現○性能)をしている議員がどれほどいるだろうか。
ほとんどいないだろうと思うのだ。
政策にしてもレベルはまちまちだが、「それで1000万円はなあ・・・」と思う。
そろそろ毎日の駅立ちが始まり、「偉いなあ」と思われる方もおられるかもしれないが、
彼らはジャンカラのチラシ配りのアルバイトでもなければ、新聞配達の苦学生でもないのだ。
ようは、「あなたのパフォーマンスは1000万円の価値がありますか?」という視点で見るべきだ。
と言ってみても、民間企業で1000万円のパフォーマンスをしている人間が、
どの程度の仕事をしているのか知らないこともあるものだから、
更に救いようがない。
タダの政治家は多過ぎるが、質の良い政治家は人材難だ。
1万円払ってでも話しを聞きたい人もいれば、
1万円貰ってでも話しを聞くのは時間の無駄のような人もいる。
後者は撲滅しなくてはならないが、残念ながらそっちの方が圧倒的に多いのだ。
私は地方議員は、イデオロギーよりもパフォーマンス(×表現○性能)が大事だと思う。
お願いだから、歳費に見合う仕事をしてほしい。
でないと、資本主義社会が回らないのだよ。
畠中光成
0コメント