東アジア共同体と盆踊り?

本日、平沼グループで頑張っておられる三宅博さんの会に参加させていただいた。
ゲストは正論でお馴染みの加地伸行先生(現在、立命館大学教授)で、
「日本の教育は大丈夫か」をテーマに講演された。
7年ほど前になるが、加地伸行先生のお宅に、
介護問題の教えを請いに伺ったことがある。
当時みずしらずの私に本当に親切丁寧にご教授いただいたお陰で、
「長生きを心から喜べる社会の創出」という文章を完成することができた。
それ以来の加地先生のファンであり、正論や産経新聞のコラムも楽しみにしてきた。
当時のことを加地先生も覚えていただいており、
私も現在の状況や考えをお伝えできて、本当に良かった。
 
講演は教育問題以外にも及び、
中国についてのお話しはとても参考になった。
中国は1949年の建国以来、通貨の発行高を公開したことがない。
おそらく大量の紙幣を印刷しているだろう。
欧米で学んだ一般の経済学者ならば、
「インフレになる!」と言う訳だが、実際そうなっていないのは何故か。
中国人は、家の床下に穴を掘って、カメの中に現金を入れている。
だからインフレにならないそうである。なるほど!
中国がここまで経済力をつけてくると、
欧米流の経済学は通用しなくなるだろうと予感した。
ただ、国家の危機の時は、このカメのお金が流出するので、
大インフレになるとのこと・・・。
 
昨日、私は「東アジア共同体は本当に必要なのか」と題し、
講演会をさせていただいたが、
共同体についてもコメントをいただいた。
加地先生は「共同体=無償の愛」とおっしゃる。
東洋思想の大家が、カレルギーや鳩山首相の友愛と同じではないか!
と思いきや、「アジアへ無償の愛など無理でしょう!そんなもの皆ビジネスでしょう!」
「共同体とは、盆踊りができる範囲を言うのです!フィリピンで盆踊りはできません!」
参りました・・・。
一日早く聞いておけば、このネタ使えたのに・・・。
今日は、楽しくためになる会をありがとうございました。
 
 
畠中光成

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

元衆議院議員 はたなか光成(無所属)の公式HPです。