小沢・鳩山の献金疑惑

今日、小沢・鳩山の献金疑惑追及で一躍脚光をあびた、
自民党の西田昌司参議院議員のお話しを伺う機会があった。
 
小沢幹事長の4億円の不動産購入の件は、今年3月末で時効になるという。
参考人招致を要求しているが、民主党(小沢)がそれに答えないとのこと。
また鳩山総理の母親からの献金問題は、明らかな相続税法違反で、すなわち脱税である。
唯一、憲法75条で大臣が守られているから、辞めなくて済んでいるだけの話である。
 
また本日、藤井財務相が辞任したが(後任は、菅直人副総理)、
藤井氏はもともと小沢の懐刀。
旧自由党で小沢のもと幹事長をしいたが、民主党との合併時、約15億円の政党交付金が、
藤井氏経由で小沢の政治団体に流れた疑いがある。
本来はこの政党交付金は国民の血税であり、国庫に返納すべき性質のものである。
自民党は小沢氏の献金追及と合わせて、藤井氏を追及する構えをしていたため、
財務相として火ダルマになることを避けたかったことも、体調とあわせて理由のひとつだと言う。
これらに対抗するには、世論が声を上げないといけないとのことだった。
 
なんとも酷い話だ。
メディアはどうだ。
鳥越俊太郎が朝の番組で、鳩山の献金問題について、
「自分の家のお金なのだから、国民はあまり気にしていない、云々」とのたまっていた。
カンブリア宮殿で、村上龍が小沢一郎に対し、
「皆、小沢一郎を誤解している、小沢一郎は最後の政治家だ」とおだてていた。
こんな人たちは公共の電波に登場する資格は無い。
 
総理大臣、幹事長が、明らかに莫大な金額の金銭問題で、法を犯しているにも関わらず、
国の政治があたかも正常を装って運営され続けている。
それでいて、まともな政策を遂行してくれるかと思いきや、
東アジア共同体だの、在日外国人参政権だの、
天皇の政治利用だの、日米同盟の危機だの、こども手当てというバラマキだので、
本当にどうにかしている。
 
何度も言うが、民主党内に勇気ある、いや良識ある議員はいないのか?
次の選挙の準備なんて言っている場合ではないだろう。
いつ、どんな仕事をするために政治家になったのだ。
今まさに国家の危機なのだから。
 
 
畠中光成

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

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