こども手当は○○対策

平成22年度の予算案が衆院をあっさり通過した。
民主党議員は「マニフェストを実現すると景気が回復する!」
と演説。
自民党はさしたる抵抗もできないまま、通過を許してしまう。
 
しかし、こども手当なるものがマニフェストの看板であったが、
果たしてそれで景気が良くなるのだろうか。
満額かそうでないかが問題なのではなく、
そもそもそのような手当に効果があるのかという問いをしてほしい。
 
前にも書いたが、こども手当ては、
「少子化対策」なのか、「景気対策」なのか、分からない。
そして、どちらにも効果がないだろうということだ。
ただ「選挙対策」としては、それなりの効果があった。
それだけのことだ。
 
満額でも月2万6千円もらって、景気が良くなるだろうか。
少子化が改善されるだろうか。
それも赤字国債を発行してである。
むりやり借金させて、子育てするのである。
最悪だろうそれは。誰の金だと思っているのだ。
今後、日本の政治のために、
バラ撒き競争のようなマニフェストは、一切排除すべきだろう。
どこまで国民を堕落させたら済むのだ。
 
今月、第一子が誕生予定の私が言うのだから、間違いない。
 
 
畠中光成

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

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