災害時の通信インフラなどについて質問しました!(予算委員会第2分科会(総務省分野)質疑概要)

【畠中】
首都圏を地震が襲った場合、通信需要の増加が想定される。研究開発の状況は。
 
【安藤政府参考人】
持ち運び可能な小型通信処理設備、小型基地局の研究開発を進めている。
 
【畠中】
災害時の通信会社間のローミングはどうなっているか。
 
【安藤政府参考人】
通信方式や周波数が異なるという点が課題。今後、検討していく。
 
【畠中】
東日本大震災時のパケット通信の需要及び通信規制は。
 
【安藤政府参考人】
地震発生直前の3倍から4倍となった。最大30%の通信規制を実施した。
 
【畠中】
スマートコミュニティ、スマートビレッジの導入に向けた施策は。
 
【久保田政府参考人】
費用補助などを行なっている。
 
【畠中】
政府全体で緊急時、災害時専用のツイッターやフェイスブックを作り、普及を高めるとよいのではないか。
 
【佐々木政府参考人】
内閣府防災担当として発信しているが、今後も検討していく。
 
【畠中】
ネット選挙解禁に関連して、問い合わせなどに対応できる体制は整えているか。
 
【米田政府参考人】
有権者、候補者、政党等への普及啓発活動を行う。体制の充実は現在検討中。
 
【畠中】
一票の格差解消は最重要。0増5減案で違憲状態を解消できるとお考えか。
 
【米田政府参考人】
法案を可決すれば解決できる。
 
【畠中】
0増5減案がもとにした2010年の国勢調査後の人口流動で、既に格差は2倍を超えている。このような小手先の改正で良いのか。
 
【新藤総務大臣】
立法府における議論が必要。
 
【畠中】
みんなの党はひとり一票を実現する「全国集計比例代表制」を主張している。ご見解は。
 
【新藤総務大臣】
各党の案について評価することは差し控える。
 
【畠中】
最高裁判事の国民審査について、審査公報はわかりやすいとはいえない。あり方を見直す考えはないか。
 
【米田政府参考人】
法律に定められた内容を原文のまま掲載することとなっている。充実に向けた取り組みは行なってきているが、今後も検討していく。
 
【畠中】
国民審査の方法を見直す考えはないか。
 
【米田政府参考人】
なるべく簡易な方法として導入されている。慎重な検討が必要。
 
【畠中】
国民審査は総選挙と同じタイミング。どうしても報道は総選挙に偏る。放送法などの観点から、これでよいのか。
 
【米田政府参考人】
放送事業者は自律的に番組編集を行なっている。常時啓発を行なっていく。