イクメン支援、少子化対策について質問しました!(予算委員会第5分科会(厚労省分野)質疑概要)

【畠中】
私もイクメン議員連盟に所属。男性の育休取得率は低い。現状認識は。
 
【田村厚労大臣】
育休を取りづらい理由の一つは、企業の雰囲気。好事例を紹介するなどの取り組みを進めている。
 
【畠中】
育休の義務化や企業へのインセンティブを検討すべき。
 
【石井政府参考人】
育休の義務付けは人それぞれの考え方もあり、困難。仕事と子育ての両立を図る企業には税制優遇を設けている。他にも代替要員の雇入れなどに助成を行なっている。
 
【畠中】
育休の対象となる子の年齢を2歳までとするのは困難か。
 
【石井政府参考人】
調査を行うと、女性の希望する育休の取得期間は1歳半まで。仕事の継続という両立支援の観点からも困難。
 
【畠中】
男性の育休取得率工場のための普及啓発活動は。
 
【石井政府参考人】
好事例の普及やフェイスブックなどのサイトを活用して行なっている。
 
【畠中】
育児は楽しいという普及啓発を行うべき。
 
【伊奈川政府参考人】
内閣府では、11月の第3日曜日を家族の日としてフォーラムや写真コンクールなどを行なっている。
 
【石井政府参考人】
育児の楽しさを伝えてもらう「イクメンの星」を選ぶ、という取り組みを行なっている。
 
【畠中】
社会的に保育を担う人材育成が急務。どのような取り組みを行なっているか。
 
【石井政府参考人】
保育を担うのはまずは保育士。合わせて、家庭的保育者、保育ママの育成を行なっている。
 
【畠中】
ベビーシッターなどの民間資格の取得向上策は。
 
【石井政府参考人】
民間の取り組みに期待しており、政府では行なっていない。
 
【畠中】
小児救急医療の拡充策は。
 
【原政府参考人】
平成25年度予算においても拡充を図っている。
 
【畠中】
ホームヘルパー3級は、広く国民が介護を学ぶという観点から有意義であったが、廃止された。ホームヘルパーの2級相当の初任者研修の概要は。
 
【渡嘉敷厚労大臣政務官】
ホームヘルパー3級は研修時間が50時間であったが、初任者研修は130時間。他にも生活・介護支援サポーターなどの取り組みで介護に対する理解度を深めていくことを期待。
 
【畠中】
私は「一億ホームヘルパー3級論」を唱えている。すべての国民が介護について学ぶことは重要。見解は。
 
【田村厚労大臣】
国全体で介護の問題を考えていくことは重要。委員の考えをしっかりと認識する。