民主党に期待したこと

昨年の総選挙で歴史的といわれる政権交代を果たした民主党であるが、
国民が民主党に期待したことは何であっただろうか。
 
・戦後政治の総決算
・バブル経済以降の閉塞感の打破
・クリーンな政治
・世界秩序の変化への対応
などなど・・・
 
例えバラバラであっても、国民の様々な思いが政権交代に詰まっていたことだろう。
政権交代がキャッチフレーズであった民主党が、
これからどのような理念を掲げて進むべきかは、
おそらく国民の関心事でもあろう。
それを早急に示さなければ、日本の政治そのものがダメになってしまう。
理念なき政治はもう止めにしなければいけない。
 
親中リベラルならば、それはそれで示すべきではなかろうか。
外国人をもっと受け入れなければならないと思うならば、
そのように言えばいいのではないだろうか。
違うのならば違うとはっきりと言えば良い。
 
メディアを通じた支持率を気にしたり、
権力者の独裁にダンマリしたりすることが、
政治総体を悪くするのである。
何も発言しない議員達が、日本を悪い方向に導いている。
政権交代ある政治の時代では、
「何期やれば大臣」などと役職を待つ行動はナンセンスである。
任期の4年以内で燃え尽きる気概を持つ人はいないものか。
 
小沢幹事長の締めつけが厳しいと言われるが、
そのようなことは決して無いと思う。
多くの票を得て当選した国会議員は、例え1年生と言えど、
発言しようと思えばできるし、行動しようと思えばできるはずである。
それをしないのはあくまで「自身の意志」であり、
信念と違うことに賛成票を投じたのと同じではないか。
 
これから自民党と民主党で、何の違いを見出そう。
国民の最大の悩みのタネではなかろうか。
 
 
畠中光成

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

元衆議院議員 はたなか光成(無所属)の公式HPです。