参政権は中国人移民問題
永住外国人の参政権法案が、いよいよ今国会に提出されようとしている。
私は断固反対の立場であるが、憲法違反であることはもとより、
日本の国のかたちや安全保障に大きく関わる移民問題だからである。
永住外国人と聞けば、主に在日韓国・朝鮮人を連想する。
メディアの報道もそれに関連付けたものが多く、
心情的には身近であるが故、甘くなりやすい。
しかし、法務省の統計によると、
在日韓国・朝鮮人の人口は平成4年をピークに減少しており、現在約59万人である。
一方で在日中国人は右肩上がりで増え続け、平成4年で20万人程度であったものが、
現在65万人を突破し、韓国・朝鮮人よりも多く、今後も増え続ける勢いである。
すなわち、在日外国人の参政権とは、中国からの移民をイメージして考えるべき問題である。
また「1000万人の移民受入」を提唱する議連があるが、
1000万人もの人数を送り出せることのできる国は中国しかない。
中国はチベットやウイグルへもそうであったように、
まず漢民族を送り出すことで、周辺地域を制圧しようとしてきた国である。
わが国が受け入れる受け入れないだけではなく、
送り出す側の戦略にも注意する必要がある。
東アジア共同体の創設を謳う者も、これらを側面からバックアップしている。
外国人参政権の法案は、われわれが知らされていない
(当然マニフェストには謳われていない)国のかたちの入口であり、
未来の子孫に取り返しのつかない負の遺産を残すものである。
この法案を通すならば、憲法を改正する過程を経て、
国民の信を問わなくてはならない。
それぐらいの大きな話しである。
外国人参政権Q&A
外国人参政権に反対する会・公式サイト
畠中光成
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