やるべきことは被災地復興でしょう

菅首相の退陣を巡る話題や、このタイミングで増税をしたがる議論など、
一体わが国がどのような状況におかれているのか、
不謹慎にも忘れてしまいかねない報道が多い。
間違いなく3・11の未曾有の津波災害からの復旧復興と、
これをきっかけとした今後の国家像が第一にあるべきだ。
おそらく、二大政党が国難から立ち直ることよりも、
権力争いに感心を寄せているからこうなってしまうのだろう。
 
この時代、リーダーの資質を求め過ぎると、ヒーロー待望論のように無い物ねだりになってしまう。
そんな人物はTVを見ても、まわりを見渡しても存在しない。
菅さんが良いとは決して思わないが、首相が変わればどう良くなるのかが、
二大政党やマスコミから伝わってこない。
誰がやるかが問題なのではなく、何をやるかの議論こそが大切なのだろう。
政治家はもちろんのことマスコミ報道も、権力争いを面白おかしく煽るのはやめて、
少なくとも復旧復興までは、まともに国のことを考えることに徹するべきだ。
 
畠中光成

はたなか光成 <元衆議院議員>公式HP

元衆議院議員 はたなか光成(無所属)の公式HPです。