首相続投所感
民主党代表選挙で菅首相の再選が決まり、
小沢色を排した改造内閣が始まった。
国民の支持率は今のところ高いようだが、本質的には依然危い内閣だと言えるだろう。
そもそも、特捜から4回にも渡る事情聴取を受け、3ヵ月前に辞任した幹事長が立候補する代表選挙に、
約半数の国会議員が小沢氏を支持したことなど、異常である。
地球は地軸を中心に廻っているが、民主党は小沢氏を中心に廻っていることは間違いない。
政策を実現するために力が必要であることに疑いないが、
力のみを追い求めていては何を実現したいのかが分からない。
国会議員の数という力と、世論という数の力を纏う意味では、
菅首相も小沢氏も同類だと思う。
一体、この国をどうしたいのか。
それが見えないままでは、この支持率も一時の幻想でしかない。
畠中光成
9/29「はたなか光成‐LEAD VOICE講演会」やります
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