内閣不信任案否決について

内閣不信任決議案が否決された。
菅首相は震災対応に目途がつけば退陣ということだが、
目途というのは一体いつのことなのか。
震災から間もなく3ヵ月が経とうとする中で、復興への対応は遅すぎると言わざるを得ない。
経済・財政政策もまずい。
早期の退陣を望むものである。
 
しかし一方で、今回の不信任決議案は、被災地のことよりも政局を優先している勢力があったように見受けられる。
早期の復興に向けて「何をやるのか」ということも明確ではなかった。
それでは、到底国民の理解は得られないだろう。
まずは復興の青写真を描き、早急に実施すること。
財源も経済にダメージを与える増税ではなく、他に方法はいくらでもある。
被災地のためにも、最低限の事務方の準備さえ整えば、早期に解散総選挙で信を問うべきだ。
 
畠中光成

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